| DP・FP20ヶ条 | 
            
            
               
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              | 1. | 
              DP(指名打者)とは、基本的に打撃専門のプレイヤーのことをいう。FPとは、DPの守備者として、基本的には守備専門のプレイヤーのことをいう。(FP[Frex 
Player]は2009年までは“DEFO”とよばれていた) 
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              | 2. | 
              DP制を採用した時は、その場合の試合人数は10人である。 
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              | 3. | 
              DP・FPを用いる時は、打順表に記載しておかなければならない。試合の途中から用いたり、やめたりすることは出来ない。 
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              | 4. | 
              DPの打順は、何番でもよいが、その試合中に打順を変更することはできない。 
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              | 5. | 
              FPの守備はどこでもよいが、打順表に記載する時は十番におき、十番にいるかぎり、打席に立つことは出来ない。 
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              | 6. | 
              DPとFPは、試合中いつでも控えの選手と交代できる。 
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              | 7. | 
              DPは本来打撃専門の選手であるが、FPの守備を兼ねることが出来る。その場合、FPはベンチへ退くので、試合人数は9人となる。 
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              | 8. | 
              FPは、本来守備専門の選手であるが、DPの打順に入り、打撃を兼ねて(代打、代走を含む)攻撃に参加することが出来る。その場合、DPはベンチにいったん退くことになり、試合人数は9人になる。 
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              | 9. | 
              FPはDPの打順に入ることが出来ても、他の打順に入ることは出来ない。 
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              | 10. | 
              DPとFPは、スターティングプレイヤーであれば、いったん試合から退いても、他の選手と同じくいつでも一度に限り再出場できる。 
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              | 11. | 
              DPとFPを、そっくり入れ替えることはできない。 
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              | 12. | 
              FPの守備位置は、他の野手と守備位置を交換することができる。 
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              | 13. | 
              DPが守備のみ、FPが攻撃のみのプレイをすることは出来ない。 
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              | 14. | 
              DPが再出場する時は、元の打順に戻らなければならない。 
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              | 15. | 
              DPが再出場する時は、攻撃のみのDPとして戻るか、守備を兼ねて戻るのかをはっきりと、球審に告げなくてはならない。(「のみ・兼ねる」の通告が必要) 
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              | 16. | 
              その際、DPの打順にFPが入っていれば、FPは十番に戻って守備専門になるか、ベンチに退くか、控え選手と交代するかなどの通告も必要になる。 
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              | 17. | 
              FPが再出場する時は、十番目の守備者として戻ることが出来る。 
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              | 18. | 
              FPが再出場する時は、DPの打順に入って、打撃と守備を兼ねて戻ることも出来る。 
              17・18のいずれも球審に告げなくてはならない。試合人数は9人である。 
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              | 19. | 
              平成17年度より、DPはいつでもFP以外のプレイヤーの守備を兼ねることが出来るようになった。(打順を変えてはいけない) 
              その時、守備位置をDPに譲った野手は、そのままの打順で打撃のみを継続する(打撃専門選手「OPO」という)ことになり、ベンチに退く必要はない。従って、試合人数は10人である。 
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              | 20. | 
              選手の交代はそのつど、全て球審に告げなければならない。DPやFP、また、再出場に絡む時は、攻撃のみなのか、守備を兼ねるのか、兼務を解除するのかを明確にして告げなければいけない。不正な交代や無通告だと、相手チームからアピールがあったりした時、退場などの不利益を蒙ることがある。 
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              | (東京都の記録委員会の資料より) |